いなば トムヤムチキン タイのピリ辛スープ を食べる
いなばのタイカレーシリーズの新作「トムヤムチキン タイのピリ辛スープ」を食べる。
トムヤムチキンとはつまりトムヤムガイということ。タイのスープといえばトムヤムクンがよく知られているが、“クン”とはエビのことで、“ガイ”は鶏肉のこと。要はトムヤムスープってことなんだ。
食べ方はトムヤムチキンの缶詰を開けてレンジでチン。後は見栄え良く盛り付けるだけ。
キレイなオレンジ色の赤唐辛子が丸々一本入っていてとても辛そう。早速、その赤唐辛子からいただいてみる。・・・・・・まったく辛くない! もともと辛味の少ない品種なのか、それともスープに全部辛味が取られてしまったのか、ピーマンを食べる感覚で食べることができる。
肝心のスープはといえば、食べ慣れたトムヤムスープではなかった。ココナッツミルクが効いていて、どちらかといえばタイカレーに近い味わい。ビリッと辛くてスキッと酸っぱいトムヤムスープを期待していたんだけど・・・・・・でも味は間違いなくうまい!
ひと口にトムヤムスープといっても、当然、味付けは一種類じゃないんだろうな。
トムヤムチキンというだけあってチキンはでっかいのがゴロッとイン。
この鶏肉、味がしっかり残っていて、かつスープが染みっていてうまいんだなあ~。感心してしまうおいしさで、この缶詰はこのチキンだけでも食べる価値はあるんだな。
タイのキノコといえばフクロダケ。
マッシュルームに似た食感であるが、味はフクロダケのほうが断然濃い。あえて言うまでもないんだが、当然ながらうまいのだ。
日頃食べ慣れたトムヤムスープとは味が違ったが、味わい深さはなかなかのものだった。タイ料理好きなら必色の缶詰だと断言できる。
それにしても、うまいタイ料理の缶詰が百数十円で購入できるいい時代になったとしみじみ実感。いや、うまかったんだな。