前に紹介した「いなば　ライトツナ」。
 

素材缶としてツナ缶の優秀さはいまさら語ることもないけど、和洋中、大体どんな料理にしてもすっと馴染んでしまう万能さが売りなのだ。

今回はパスタ。ツナ缶の油でニンニクと唐辛子をよく炒め、ツナとキャベツを同時投入。サッと火を通したら、茹で上がったパスタをたいして湯切りもせずに投入。味付けは塩コショー、醤油、ほんのちょっとの粉末コンソメだけ。

夏だから、チャチャッと手早く作ったツナとキャベツのスパゲッティー。
 

非常に単純なパスタだけれど、これが呆れるほどうまい。さっぱりしているのに旨味が濃いから、スルスルッといくらでもいけてしまう。

これはもう、ツナ缶の勝利でしょう。マグロの旨味成分が移った油で作るから、単純な調理法でも旨味を十分に引き出すことができる。

缶詰にしか出せないうまさってのもあるのだ。超簡単だからお試しあれ！

マルハ「タイイエローチキンカレー」
 

メーカー：マルハニチロ

成分表：エネルギー148kcal、たんぱく質7.8g、脂質9.8g、炭水化物7.2g、ナトリウム768mg（食塩相当量2.0g）

原材料：ココナッツミルク、鶏肉、イエローカレーペースト（レモングラス、にんにく、シャロット、食塩、ガランガル、唐辛子、コリアンダーの種、こぶみかんの皮、クミン、シナモン、メース、ターメリック、カルダモン）、唐辛子、砂糖、大豆油、食塩、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、にんにくパウダー、クミンパウダー、増粘剤（加工でん粉）、カロチノイド色素

内容量：125g

原産国：タイ

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考察：
「いなば食品嚆矢となったタイカレー缶詰であるけど、超有名缶詰メーカーのマルハニチロからも販売。いなばの時のような斬新さはないけれど、後発なのだから味は当然おいしいはず。未食なんだけれど。まあ、エスニック料理好きとしては、手軽に安くタイカレーが食べられる環境がより整ってくれるのは嬉しい限り。業界が競い合うことで、さらにいろいろリリースしてほしいのだ。
さて、原材料で気になったのは“こぶみかんの皮”。どうしてわざわざ皮を使うのかと気になり調べてみると、果実は非常に香りが強烈過ぎるため、果実は避けて、果実の皮や葉を香りつけで料理に使う事が多いんだそう。とはいえ、果実はどうするのか？　なにかしらに使ってはいるんだろうけど」