消費増税先送りで命拾い

2014.11.12

カテゴリー:ホームページのこと

2014年4月からの消費増税でアフィリエイト収入が一気に落ち込んだのもつかの間、8%から10%になったらどうしようとヒヤヒヤしていたら、とりあえず先送りとなってひと安心。

いくらなんでもこのタイミングで再増税になってしまったら厳しすぎるとげんなりしていたから、まあ、ホッとしたのだ。

政府や経団連なんかが景気向上どうこう言ったって、一般庶民にとって景気が良くなったなんて実感は一切ない。政府が出す数字なんてどうとでもできてしまうのだから、やっぱり消費税を10%に上げれば消費は一気に落ち込み不景気まっしぐらは不可避であったと思う。

特に経団連のお偉方などは、高額商品を作っている製造業の輩ばかりだから、国内消費が落ち込むことは避けたかったに違いない。日本の経済は内需だけで80%以上あるわけだから、外需が伸びる円安の一方で再増税によって内需が減ってしまうのは本末転倒。

政府が景気対策をいろいろやっているけれど、末端の庶民が景気向上を実感できる機会は今後もまずないと思われる。30年前のように、銀行が狂ったかのように積極的に金を庶民に貸し付けでもしない限り、末端には金が回らないのだ。

バブル景気が弾けて一気に不況となったものの、バブル景気が消費拡大させたことは間違いなく、弾けて大損こいた人間よりもバブルによる恩恵を受けた人間のほうがはるかに多かったはず。

弾けた時のリスクを考えると、バブル再来なんてことはありえないかもしれないけれど、昔のように末端までお金が回る構造を作らなければ、10%の増税は不況を招くと、庶民の実感としてある。

ま、とりあえずは消費増税先送りで命拾いしたのだ。


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