歴史秘話ヒストリア 伊400特集を見た
2015.08.24
カテゴリー:ただの日記
たまたま掛けたNHK。「歴史秘話ヒストリア」という番組で戦前の日本が作った伝説の潜水艦「伊400」の特集をやっていた(たぶん再放送です)。
↑ユーチューブの違法動画のため、すぐに削除されると思うのでお早めのご視聴を。
NHKは局として姿勢が嫌いなのだけれど、素晴らしいドキュメントだった。これだけの映像は民法ではできない、さすが国営テレビという内容だったのだ。
伊400の特殊性ゆえの技術者たちの苦悩、使いこなすための乗組員たちの血の滲むような努力、生きて帰還した乗組員の未来への希望などなど、見ていて胸が熱くなってしまった。
わたしは常々思っていることなのだけれど、あの大戦で、日本が潜水艦にもゼロ戦同様の情熱を注いでいたらと・・・・・・。技術的に難しかったのかもしれないのだけど。
戦争に勝てたとまでは言わないが、アメリカは空母を思うようには運用できず、それにアメリカ輸送艦の多くに損害を与えられるから、島々の防衛戦であれだけの死者を出すこともなく、アメリカ軍による重大な戦争犯罪である空襲による戦禍も少なかったんじゃないかと思う。
まあ、あの当時、戦闘機ですら主力兵器にはならないと言われていた時代、海軍の主力を潜水艦に注ぎ込むことなど発想できなかったと思う。あくまで主力は戦艦、潜水艦は補助。
ま、とはいえ、伊400などの潜水艦が大活躍していたら、また違う悲劇が生まれたのかもしれない。アメリカほどの国なら潜水艦を無力化する驚くべき対策をしてきたでしょう。
歴史にifはないのだけれど、歴史のifこそ想像すると面白い。それにしても先の大戦はものすごい闘いだった。まだまだ知らないことがたくさんあるし、未だ議論になる。
戦争を賛美することはできないけれど、かといってあれだけのことを批判だけするのもまたイビツ。自分は日本人だから、やっぱり日本が勝っていたらと妄想してしまうわけなのですよ。
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