上野・珍々亭 タンメンの旨さの秘訣は旨味調味料!
2014.01.22
カテゴリー:ただの日記
とある夕方の情報番組を見ながら作業をしていて吹いてしまった。
“懐かしのラーメン”という特集をやっていて、そこに上野のガード下にある珍々亭のタンメンが紹介された。
グルメレポーターの第一人者の彦麻呂が旨さの秘訣を尋ねると、店員さんが迷わず「旨味調味料!」と即答。
あまりに素直すぎる店員さんの答えに、彦麻呂もスタジオのキャスターも思わず苦笑。そりゃあわかっているけど、普通は言わないもんだろうみたいな空気感。
「当店では野菜を高温の油で炒めるからコクが」とか、「豚骨と鶏ガラをトロ火で10時間煮込んでスープのダシにしている」だとかの答えを期待しているところに「旨味調味料」だから、全員がズッコケだった。味の素、万歳!
調理風景も流してたけど、3~4人前ぐらいのタンメンに中華お玉半分ぐらいの旨味調味料をぶち込んでいた。確かに、これだけ入れりゃあ絶対にスープはおいしくなるだろうなと、家庭じゃあマネできんレベルの、プロならではの量なのだ。
しかしズッコケていた彦麻呂も大したもので、「旨味調味料がたくさんってのも昭和の味ですよねぇ」と返していた。切りかえの早さに、さすが、日本一のグルメレポーターと感心してしまった。
一連のヤリトリが面白すぎて、思わず作業の手も止まってしまい、この日記を書かせていただいた。
素直すぎる店員さんのいる上野の珍々亭には、今後も昭和の味わいを守り続けて欲しいと願う。
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