ライザップで突き出たお腹を披露した赤井英和の現役時代

2015.02.22

カテゴリー:格闘技の話題

「結果にコミットする」でおなじみのRIZAP(ライザップ)で、突き出たお腹を披露した赤井英和氏。見事にグッドシェイプに引き締まった体を手に入れたようであるが、ボクシングの現役時代はどうだったのか?

急に気になったので調べてみた。ちなみに階級はスーパーライト級(約63.5kg)だ。
 

この試合を見る限り、攻撃能力に関してはものすごいものがある。ストレートやフック、アッパーをなりふり構わず振り回し、強打で有無を言わさずノックアウトしてしまう倒し切る力がある。

ボクシングといえば普通、足のどちらか一方を後ろに引き半身に構えるものであるが、赤井氏の場合は相手とほぼ正対することで、左右のパンチの威力を同程度、つまりどちらも大砲としていた。

ボクシングよりも空手やMMAのパンチの質に近く、並みの選手では面食らってしまい、あれよあれよとKO負けしてしまう。

内藤大助選手なども、半身に構えつつも時に相手と正対することで、変則的かつ左右の強烈なフックを相手に叩き込む戦法を駆使していた(なおかつステップも素晴らしいものがあった)。

赤井氏の場合は“戦法”というよりもナチュラルな部分が大きいようにも思えるが、結果として変則的強打を繰り出していたように思える。

しかし、ボクシングは攻撃と同様にディフェンスも重要であり、赤井氏の場合、打ち気に過ぎるあまりアームガードすらおろそかになり、自分も腕を振り回している分、相手から受けるダメージも大きかったと思われる。

そのため、相手を完全に下がらせているにも関わらず、無駄なカウンターを幾度ももらってしまっている。仮に相手が、戦略的に下がり強いカウンター作戦に終始できるの能力があったならば、赤井氏がリングに這っていた可能性が高い。

せめてアームガードとダッキングの意識すらあれば・・・・・・。しかし、そういった当たり前のことをやらずに攻め続ける精神があったからこそ、赤井英和が魅力ある伝説のボクサーとして未だに語られるんでしょう。

ライザップのおかげで、なかなか興味深い映像を見ることができたのだ。


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