解説
落とし込み釣り、前打ち釣り、ヘチ釣りの専用タックルを集めたわけであるが、この3種の釣法に共通しているのはウキを付けず、ガン玉の重みでエサを沈めてクロダイを狙う釣り方だということ。
落とし込み釣りの竿は4m前後、前打ち釣りは5.3m、ヘチ釣りは2.4~3m程度の長さが普通だ。落とし込み竿は高さのある防波堤などで使用し、前打ち釣りの竿は堤防やテトラ、磯などで手前にエサをキャストしクロダイを探るためのもの。ヘチ釣り竿は足場が比較的低い堤防などで使用し、特に関東地方で人気がある。
リールは片軸構造となっていてタイコリールなどとも呼ばれる。このタイコリールは糸を簡単に引き出せるため、ゆっくりとした沈下スピードでエサを落とし込む演出が非常につけやすい。クロダイは上からユラユラと落ちてくるエサに興味を示す習性ゆえ、タイコリールで演出を付けるか否かで釣果にグッと差が出てしまう。また、スピニングリールなどと比べても非常に軽く、片手での操作性能に優れている。ギア比は1:1で、ドラグ機能や左巻きに変更できるモデルもある。
タイコリールの最高峰といえばダイワのBJ 85やBJ 75などのBJシリーズ。マシンカット技術をフル活用し見た目にも美しく、機能性も群を抜く仕上がりとなっている。
落とし込み釣り専用の道糸は、特定の長さごとにマーキングされているのでタナの把握がしやすいうえに、根周りを攻める釣りゆえによりコスレには強くなっている。
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