大谷翔平を見て思う、高校生の150kmよりもプロの140km

2014.07.30

カテゴリー:ただの日記

ヤフーニュースに日本ハム・大谷翔平投手の記事が掲載されていた。大谷投手は160kmという超高速球を持ちながらも、打者に打たれてしまうというのだ。

日本ハム投手コーチの黒木知宏さんは制球力の無さを原因とし、コントロールが定まるようになれば誰も手が付けなくなると分析されていた。

ま、要は大谷選手は身体能力は怪物クラスだけれど、野球選手としてはまだまだ高校生レベルということ。ジョニー黒木としては160km投げたぐらいで驚いてくれるなということが言いたいのだろう。

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最近の甲子園を見ていると、球速150kmなんていうのは普通になってしまった。一大会に数人は150kmボーラーがいる。

ひと昔前なら、150kmのボールが投げられれば即プロ入りなんてことになっただろうけれど、現在はいくら球が早くても即プロ入りはありえない。

なぜならプロの世界はいかにコントロールされた球を投げられるかにあるからで、高校生の150kmなどプロでは通用しないのだ。

日本プロ野球の打者のレベルは驚くほど高く、投手が最高の球を投げさえすれば打ち取れる・・・・・・ほど甘くはない。

打者が苦手とするコースへ確実に放る、打者が予想もしていなかった球種やコースに放る、ことができなければプロの打者を討ち取ることは不可能といえる。

つまり高校生のどこに行くかわからない150kmのボールよりも、プロのよくコントロールされた140kmのほうがはるかに打てないのだ。

だから高校時代に豪腕で鳴らした投手であっても、プロ入りすればスピードを多少殺してでも、よくコントロールされたボールを投げるようになる。

さらにプロの盗塁スキル、特に日本プロ野球は群を抜いて高い。速い球を投げたいがためにランナーを疎かにしてしまえば、走りたい放題にかき回されてしまい、自滅することは明白だ。

ピッチャーがおのれの100%を出せば抑えられるのは高校生まで、と思っていい。

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さて、話は大谷翔平投手。ツラツラとあたかもわかったような文章を書き連ねたけれど、大谷投手にはそんな常識など通用しない大投手に成長してほしい。

相手が誰であろうと豪腕で蹴散らし、力でねじ伏せる、そんな投手に成長して欲しいのだ。大谷投手が、外角低めによくコントロールされた140kmのストレート・・・・・・おもしろくもなんともない。

ある程度のコントロールは必要だろうけど、日本ハムには大谷選手を魅力あるピッチャーに育ててほしい。もちろん二刀流だってありだと思う。

大谷投手が、ストレートとカーブだけで打者をバッタバッタと切って落とす姿が見たい!と思うのは、全プロ野球ファンの総意だと思う。


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