リゴンドーはやっぱり強かった! 天笠尚に11R TKO勝利

2015.01.01

カテゴリー:格闘技の話題

2014年12月31日、ボディメーカーコロシアムで行われた王者ギジェルモ・リゴンドーvs挑戦者・天笠尚の間で行われたWBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。

結果を先に言えば11R終了時点で、レフェリーストップによるTKOにより王者リゴンドーが勝利。天笠選手は7Rに王者から2度ダウンを奪い健闘したものの、技術差はいかんともしがたく、顔面を崩壊されて負けた。

実は今回、個人的には天笠選手がリゴンドーに勝つのでは?と思っていた。理由は圧倒的な身長差。どんなに技術があっても、持って生まれた身体の差だけは埋めることができない。

だけれども、試合が始まってガックリ。天笠選手はガードを固めて前屈み。せっかくのアドバンテージを自ら消してしまった。

競技は違うけれど、K-1で活躍したセーム・シュルトのように、後ろ重心気味に背筋を立て、前腕を下げる構えであったなら、もっと効果的なプレッシャーを与えられたのではないのかなと。

20cm近い身長差のある相手が、壁のようにそり立ちジャブを突いてくる。リゴンドーにどんなに技術があっても、天笠選手のプレッシャーに下がらされたと思う。

“相打ち上等!”の覚悟があったのなら、う~ん、もうちょっと違う戦い方を見せてほしかった。ああいう、技術勝負の試合をしたら負けるに決まっているのだから。

とはいえ、天笠選手は才能あるボクサーだから、記念挑戦で満足せずに、世界王者を目指してまだまだ頑張ってもらいたい。


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