正月といったらブリ大根

Posted on 2018.01.08Categories 煮魚ブリ

正月といえばいろいろ食べたい魚料理があるけれど、祝い物としてブリがたくさん出回る季節だから楽しめる料理がブリ大根。

我が家のブリ大根は甘辛っく煮付けた田舎風。
甘辛っく煮付けたブリ大根

寒ブリは脂がたっぷり乗っているので、さっぱりと食べるために仕上げに針生姜とゆずの千切りをたくさん乗せて出来上がりです。

寒ブリの脂が全体にまわって味わいはこってり濃厚! それでいて針生姜とゆずのおかげでさっぱりと仕上がっているから、いくらでも進んでしまう!

お酒の肴にご飯のお供に、これ以上合うブリ料理はないでしょう。正月はブリのアラが容易に手に入る季節、ブリ大根を作らないともったいないですね。

作り方は簡単で、
1.ブリを湯にくぐらせて霜降りする
2.大根を下茹でして、竹串がスッと刺さるぐらいに柔らかくしておく
3.ネギを食べやすい大きさに切っておく
4.深めの鍋に準備した材料をすべて入れる
5.酒&みりんはカップ半杯程度、醤油&砂糖は目分量、水をヒタヒタになるまで入れる
6.落としブタをしたら火力全開の強火で煮る、火は最初から最後まで弱めない
7.出てきた灰汁を除きつつ、半分ほど煮詰まったら醤油と砂糖で味を調節する
8.煮汁が3分の1ほどまで煮詰まったらブリ大根の完成

ブリ大根といえばコトコト煮付けるイメージだけれど、通常の煮付け同様、強火で一気に煮上げたほうが絶対においしいと思います。

それと調味料は目分量でOKで、煮ながら醤油と砂糖を足していけば失敗することはまずありません。酒とみりんはカップ半杯と書きましたが、それより多くても少なくても問題なしです。

魚は大きさや種類でかなり個体差があるので、調味料はあえて目分量でやったほうがおいしく仕上がると思います。


2013年1月12日に食べた真鶴の魚座のキンメダイ煮付け&海鮮丼(元情報:真鶴の魚座|Maioka FC 管理人ブログ)。

こちらがキンメダイの煮付け定食、1,500円。ご飯、味噌汁、小鉢つき。
真鶴の魚座のキンメダイ煮付け

ボリュームはなかなかで、価格的には申し分ない感じです。

さすがに漁師町の真鶴町運営の料理店、キンメの煮付けが照りっ照りで実にうまそう。
真鶴の魚座のキンメダイ煮付けは照りっ照り

あじは当然、うまぁ~です。煮汁は濃いのにサッと炊いてあるので、キンメの旨味が逃げずにとてもおいしい。さすがプロの煮付けです。

そしてもうひとつ海鮮丼、サワラ、甘エビ、マグロ、ワラサ、アジなどが乗って1,800円。
真鶴の魚座の海鮮丼

鮮度が特別良くて味はとてもいいのだけれど、量的にもコスパはいまいち。これ、都内のお寿司屋さんだったら1,000円も出せば十分に食べられるレベルでした。

真鶴の魚座はおいしくはあったけれど、おすすめかと言われれば・・・・・・。とはいえ、真鶴はほとんどお高い店ばかりなので、そう考えればまだリーズナブルなのかもしれません。

元情報:真鶴の魚座|Maioka FC 管理人ブログ




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