最適な竿 |
磯竿1~2号程度、長さは5m以上のものが扱いやすく、メーカーによりバラつくものの5.3mに長さ設定されているものが多い ダイワの磯竿の傑作「DXR」磯竿に求められる全ての要素において一切の妥協を許さない! |
最適なリール |
LBDスピニングリールもしくは小型スピニングリール(ナイロン2号が150m程度巻けるもの) ダイワのLBDリールの最高峰「トーナメントISO」超々ジュラルミン製スーパーハイギヤ搭載! |
アイテム |
【ウキ関連】D.SUS II&D-Win(0-J3、J3-B、B-2B、2B-3B)、ウキ止め糸、シモリ玉、極小ヨリモドシ 【オモリ】ジンタンサイズのガン玉(G5~G8)数個 【糸関連】道糸・ナイロン2号、ハリス・フロロカーボン1~1.5号 【ハリ】グレバリ、尾長グレバリなど 【付けエサ】オキアミ 【コマセ】板オキアミ、配合エサなど キザクラのD.SUSシリーズ沈め全層探り釣り専用モデル 「D.SUS II&D-Win」巨匠・鵜澤政則プロデュース! |
解説 |
ウキフカセ釣りの高等テクニックである全層沈め探り釣り仕掛けは、上ウキと水中ウキ、ふたつのウキを用いるのが最大の特徴だ。浮き上がろうとする上ウキに対し、上ウキの浮力よりも少しだけ強い沈降力を持った水中ウキが引っ張るため、ハリ先からウキ止め糸まで仕掛けがピーンと真っ直ぐに立ち、理想的な姿勢をキープしながらゆっくりと沈んでいき魚のいるタナを捕える。 本来はアタリを目視するための上ウキまで一緒に沈めてしまうため、アタリは道糸の走りか竿先で取るしかなく、初心者でも磯際を攻める分にはアタリを捕えることはできるが、遠いポイントを攻めるほどアタリを取るのが難しくなる。理想的な全層沈め探り釣りを実現するD.SUS IIとD-Winであるが、相当な場数を踏まないと使いこなすのは難しい。磯、堤防を問わず、練習あるのみなのだ。 しかし、上ウキごと沈めてしまう全層沈め探り釣りなら、強風時など、遊動仕掛けだと釣りにならないシチュエーションであっても、十二分に釣りなる威力があるのだ。通常の遊動仕掛けだと、強風によりウキがブレ、小アタリは取りにくいものであるが、全層沈め探り釣りはラインの走りでアタリを取ることが基本なので、強風であっても釣りならないようなひどい影響はまず受けない。 さて、どうして中通しオモリではなく水中ウキを使うのかといえば、最大のメリットは潮受け機能。大きく下膨れした水中ウキは潮の流れを掴みやすく、潮の流れに乗りながらゆっくりと仕掛けを底に向かって落としてくれるため、広い範囲の上から下までのタナを探ることができる。一方の中通しオモリは、潮受け機能がほとんどなく真下に落ちていってしまうため、水中ウキほどは広範囲を探ることに適していない。 PR:竿、リールなど品揃えは間違いなく日本一!楽天フィッシング市場! 上ウキ・D.SUS IIと水中ウキ・D-Winを使った全層沈め探り釣り仕掛けの組み方は、ウキ止め糸を付けた道糸にシモリ玉→D.SUS II→D-Winの順番で通したら極小のヨリモドシを結び、反対側にハリスを結んでハリを付け、ジンタンサイズのガン玉を段打ちをすれば完成だ。 仕掛け全長は、ハリ先からウキ止め糸まで、竿一本分までに収めることが基本。仕掛け全長をあまり長く設定してしまうと、水中ウキの潮受け機能を存分に発揮できなくなる。 ジンタンサイズのガン玉を段打ちするのはハリスを立たせるため。また、当然ガン玉の重さも沈降スピードに影響を与えるため、ゆっくり沈めたい場合、早めに沈めたい場合を考慮して大きさや数を調整するとよい。 全層沈め探り釣りで気を付けたいのは、やはり根掛かりだ。道糸の動向を注視し、道糸の流れが突如止まるなど不規則な動きを見せたら、すぐに仕掛けを回収し根掛かりを回避するようにしたい。根掛かりで道糸側が切れてしまうと、D.SUS IIとD-Winは一組で1,500円以上するため、経済的に非常に痛手。攻めているポイントの海底状況をしっかり把握できるまでは、慎重に攻めて、極力根掛かりしないようにしたい。 |
キザクラ UZAWA D.SUSII&D Win 2B/3B オレンジ 価格:1,826円 |