捨てオモリ仕掛けとは、三又サルカンや天秤などを介して道糸よりも細い糸でオモリを接続することで、オモリが根掛かってしまっても、オモリだけが切れてハリや三又サルカンなどの本体を回収できるようにした仕掛けのこと。オモリを接続する糸を捨て糸という。
捨てオモリ仕掛けは、磯でのブッコミ釣りなどで多用される仕掛けで、カサゴやハタといった根魚を狙うのに適している。また、夏の夜釣りの大物ターゲットであるハマフエフキも捨てオモリ仕掛けで狙われることが多い。
捨てオモリ仕掛けは便利ではあるが、捨て糸が道糸よりも細いため、フルキャストすると捨て糸が切れてしまうことがほとんど。したがって、遠投には向かない。