パターンフィッシングとは、バスプロの田辺哲男氏が広めたルアーフィッシングの考え方で、季節や時間、水温、水質、天候、ベイト(魚のエサ)、地形やストラクチャー(障害物)などの条件によって変化する魚の捕食パターンを、過去の経験によって蓄積されたデータを元にして、釣れるであろうルアーを選択する考え方のこと。要は魚が高確率で釣れる方程式といえる。
田辺哲男氏がバス釣りの本場アメリカから持ち込んだパターンフィッシングは、バス釣り黎明期であった日本のバスアングラーに多くの影響を与え、今日ではバス釣りにおける基礎的考え方となっている。
パターンフィッシングのメソッドはバス釣り以外にも海のルアーフィッシング界にも浸透しており、例えばシーバス釣りではバチ抜けパターン、湾奥パターン、落ちアユパターンといった様々なパターンフィッシングが提唱され、そしてもちろん釣果アップの一助となっている。