エラ洗いとは、スズキ(シーバス)を掛けた際、スズキが水面近くでエラを広げて頭を左右に激しく振るなどして抵抗する様のこと。エラ洗いをされるがままにしてしまうと、せっかく掛けたハリが外れてしまうことも多く、また、鋭い鰓蓋でハリス(リーダー)や道糸(ライン)が切られてしまう場合もある。
スズキのエラ洗いの基本的な対策としては、
1.魚の進行方向に向かって竿先を下げる
2.スズキにエラ洗いをさせる暇を与えない強引なヤリトリ
などが挙げられる。
基本的な対策はあくまで基本。時と場合により、当然いろいろな対処法が考えられるわけだから、あとは個々人の経験がモノを言う。基本をしっかり抑えたうえでエラ洗いに臨んでもらいたい。