餌木とは、日本伝統のアオリイカを釣るためのイカ専用疑似餌バリのこと。エビによく似たフォルムをしており、カンナバリと呼ばれる掛けバリが餌木後部に備わっている。その餌木をリールと竿でキャストし、イカを釣ることをエギングという。
餌木はアオリイカだけではなく、コウイカやヤリイカ、ケンサキイカなど、釣りの対象になるほとんどすべてのイカを釣ることができる。そのためエギングも全国的にすこぶる人気で、様々なバリエーションの餌木を始め、エギング専用の竿やリール、ラインなども釣り具メーカー各社から販売されている。
イカのポイントを知る目安として、釣り場にイカが吐いた墨の跡(墨跡)があれば、ごく最近その釣り場でなんらかのイカ類が釣り上げられた証拠である。