カエシとは、魚を掛けるハリの構造のひとつで、ハリ先の下にあり、ハリ先とは逆向きに付けられた突起のこと。ハリにカエシを付けることで、ハリに掛かった魚が暴れても簡単には外れなくなる。カエシのない、もしくはカエシを潰したハリのことをスレバリという。
ハリが洋服などに掛かってしまうと簡単には外れないが、プライヤーなどでハリ軸を断ち、ハリをクルッと通してやると外すことができる。体にハリがグッサリと刺さってしまった場合も同様にハリを抜く。ただしかなり痛い。太軸のハリが万が一刺さってしまった場合は、医者に取ってもらったほうがいい。