水汲みバケツとは、主に陸っぱり釣りで使われる釣り専用の水を汲むためのバケツのこと。バケツの縁に鉛が仕込まれ、落水させると自動的にバケツ口が下に向くため簡単に水を汲むことができる。水汲みバケツはほとんどがロープ付きだから、数メートルの高さのあるポイントでも水を汲むことが可能。
水汲みバケツとひと口に言っても形状や種類は多々あり、例えば形状は丸型や角型などが一般的で、種類は通常の物のほかにメッシュ蓋付きや空気ブクが付けられるものなどもある。また、大きさも大小あるから、あまり大きなものだと水汲み作業が難儀する。
魚をキープする際、水汲みバケツに入れておくのが手っ取り早い。ただし、良型はスカリなどに入れておかないとすぐに弱ってしまう。また、魚を活き締めにした後、水汲みバケツで汲んだ海水に突っ込んで血抜きするといった使い方もある。釣行時には忘れず携行するようにしたい。