ケイムラとは、蛍光紫の略語で、紫外線を受けると紫色に蛍光発色する。ケイムラは、水中の魚に見えやすくアピール力が強いカラーと言われており、ルアーや餌木、サビキ仕掛け、ハリなどに採用されている。また、付けエサをケイムラ加工できる紫外線本舗の「蛍光紫外線加工液」という商品も販売されている。
なお、水産学博士の川村軍蔵氏の著書「魚との知恵比べ」によれば、すべての魚が紫外線を感知できるというわけではなく、マダイ、ヘダイ、クロダイ、コショウダイなどは紫外線を感知できないという記述がある。ケイムラカラーはアピール力の強いカラーであることは間違いないが、すべての魚に効果的とは言えないということも、知識として合わせ持っておくとよい。