ダンゴ釣りとは、コマセのダンゴで付けエサを包み、そのダンゴを海に投げ入れ海底に沈めて、主にクロダイを釣る方法のこと。コマセをダンゴにすることで、エサトリから付けエサを守ることができ、また、コマセシャクでコマセを撒いたのでは届かない遠いポイントを容易に攻めることができる。
カカリ釣りもダンゴ釣りの一種であるが、ダンゴ釣りは主に陸っぱりから、カカリ釣りは沖に浮かべてあるボートや筏から、付けエサをコマセダンゴに包んで投入する。ダンゴの投入法も異なり、ダンゴ釣りは硬めに握ったダンゴを素手で投げ入れるのに対し、カカリ釣りはふんわり握ったダンゴをヒシャクでそっと海へと落とすようにする。