ワームを着けたジグヘッドに孫バリ

エサ釣りをずっとやっていた人間にとって、ルアー釣りはバラシが多くて驚かされます。掛けた回数よりもバラシが多いのは当たり前だし、いかにバラさず取り込むか、ルアー釣りはそれも重要なテクニックなんでしょう。

まあ、ちょっと考えてみればわかることで、魚はルアーを口に入れた瞬間、異物だと認識し、そうなれば吐き出そうとするわけです。だからルアー釣りというのは掛かりが浅い状態が普通、そう言えそうです。

ただ、ワームで掛けた場合はメタルやプラグに比べてバラシが少ないですね。きっと異物感がハードに比べて少ないんでしょう。味付けされていますしね。

何年も前ですが、とあるルアーマンからジグヘッド+孫バリという仕掛けを教えてもらいました。
ワームを付けたジグヘッド+孫バリ

特別なことはなく、ジグヘッドのアイ、もしくはフックに孫バリを結ぶだけと非常に簡単。こうするだけでヒット率が上昇、ショートバイトも高確率で掛けられるようです。

孫バリはハリ+ハリスですから、ハリは軽量で魚の口奥まで吸い込まれやすいですし、ハリスはしなやかに魚の引きを受け止め、エサ釣りと同じくバラシが非常に少ないわけです。

こんな簡単なことを、すっかり忘れていました。ここ最近メインターゲットにしているアジは特に口切れしやすい魚なので、孫バリは非常に有効かなと思います。

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さて、話は変わりますが、茨城県の海水浴場にオオメジロザメらしきサメが入ってきているようですね。オオメジロザメは非常に危険なサメで、川で泳いでいた象をも襲撃し殺してしまったこともある獰猛な暗殺者。人間なんて抵抗する間もなく殺されます。

オオメジロザメの詳細動画がYouTubeにアップされていました。
 

この動画では人を襲うサメはホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメと説明していますが、沿岸は確かにそうでしょうけど沖ではヨゴレやヨシキリザメも危険。

ま、とはいえ、他のサメだって大型の個体はことごとく殺傷能力を秘めていますので、近づかないことが一番。イルカやシャチ、クジラも同様、何かあって襲撃されたら、瞬く間にぶっ殺されます。

でも釣り人は巨大ザメと遭遇する機会も少なからずあり、身近な釣りでいえば相模湾のキハダ釣りはサメがウジャウジャいる海でやるので、もし船から落ちてしまったら・・・・・・。

皆さん、海のレジャーはサメにも気をつけてください。


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ワームのトレーラーに飛ばし玉・メタルジグ・ド派手中通しオモリ

昨日釣ったマルアジを焼き切りにして食べたんですが、非常にうまかったですね~。マルアジは皮に脂が乗っていないですから、ゴマ油を塗ってから皮だけに焼き目を入れたんですけど、それがよかった!

ゴマ油の香ばしさとコクが加わって、マルアジの弱点である皮のパサッと感を見事に補うことができました。「なんだアオアジか・・・・・・」と邪険にされることが多い魚ですけど、食べ方次第でとてもおいしくいただくことができますね。

さて、マルアジを釣った仕掛けはワーム「グラスミノー S」と飛ばし玉「メバルロケット」の組み合わせ。
エコギアの「グラスミノー S」のトレーラーに、ハヤブサFINAの「メバルロケット」の組み合わせ

小さいワームに適合するジグヘッドリグは軽くて飛距離が出せないうえに、水深のあるポイントでは沈ませることができないなど、まあ弱点だらけ。

だからその弱点を補うために、飛ばし玉なんていうルアー用の水中ウキがあるわけです。
ハヤブサFINA「メバルロケット」

飛ばし玉とひと口に言ってもサイズはいくつかあって、 このメバルロケットはフローティング、スローシンキング、ファストシンキングと三種類で、狙うタナや飛距離によって使い分け。

ただこの飛ばし玉もまた、弱点があるなと。ひとつはメタルジグなどに比べると飛距離が出ないこと、もうひとつは深いタナは攻めづらいこと。

飛ばし玉は、ワームを堤防から30mぐらいまでの距離、その表層~3mぐらいの水深を引くには適しているんですけど、それ以下のタナを引くのはどうしたって厳しい、ファストシンキングでも。デッドスローぐらいのリーリングじゃないと深ダナを引けません。

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なら、3m以深のタナを効率よくワームを引くにはどうしたらいいか? 飛ばし玉よりも重く、さらに比重もあるトレーラーを使えばいいわけです。

例えば、樹脂コーティング系メタルジグのダイワ「ファントム」がピッタリ!
ダイワのメタルジグ「ファントムII&III」

ファントムは、メタルジグの中でも比較的ゆっくりと沈むから、3m以深を一定スピードで引くのに適していますし、上下左右がキレイな対称設計のセンターバランスということは、自然アクションが発生しにくく、ワームの特性を活かしやすいと思うのだけれど。

これが普通のメタルジグだと、リーリングするだけで自然にアクションしちゃいますから、ワームで食わすイメージとは変わってきちゃうんじゃないのかなと。

さらに深い、10m近い水深の底を攻めるなら、マニキュア装飾の中通しオモリが最適でしょう。
マニキュア装飾の中通しオモリ

大きいワームなら重たいシンカーを使えますが、あくまで小さいワームをボトムトレースしたい場合のトレーラーに有効最適そう。中通しオモリはズシンと重たいですから、割とファストリトリーブにも対応できるんじゃないかと思います。

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ただどのトレーラーも、キャスト時にワームのハリスが絡まないかという問題があります。飛ばし玉はワームを付けることが前提となっているので絡みにくいですが、他はそんなことが考慮されていないですからね。

だから同じような仕掛け構成となるエビングではストレート天秤を使うわけですし、もしかしたら陸っぱりでも天秤にメタルジグなどを付けてワームを引く、つまりサーフトローリングと同じ仕様にするのがいいかも。

次回の釣行ではワームにこだわった釣りをしようかなとちょっと思っています。底付近をトレースして、イシモチなんかを釣りたいなと・・・・・・願わくばマゴチなんかも・・・・・・釣れないだろうけど。


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東京湾・杉田臨海緑地 ルアー釣りでマルアジとアカエイ

さすがに暑いですね、日本列島。日本人は慣れっこっちゃあ慣れっこですが、真夏に日本へ観光に来た外国人の方々はまいっちゃうらしいです。アジアならではの酷暑ですからね、ジャパンは。

しかしその酷暑を心待ちにしてしまう、稀有な人種が釣り人たち。特に回遊魚釣りが好きな人間は、暑くなればなるほど、熱中症の危険が報道されるほど、海へと繰り出したくなってしまう悲しい性。

その性ゆえ、2015年8月3日、いつもの横浜磯子・杉田臨海緑地へ行ってきました。
杉田臨海緑地 

竿を出した時間は4時~7時の三時間。朝マヅメの最高の時間帯、短時間集中で回遊魚を狙います。横浜金沢の福浦岸壁には大サバが回遊してきていますから、ここでもそろそろ、釣れるんじゃないかと。

狙い方はメタルジグを使ったライトショアジギングをメインに、堤防近くにまで寄ってきたらワームも投入。ワーム釣りは今回、久しぶりにとあるアイテムを投入しようかと、フッフッフッ。

まずはメタルジグを遠投して、底から表層まで手広く狙います。日の出前から水面はベイトで賑やかな状態、釣れる気配はプンプン♪

パイロットジグはティムコの「オーシャンドミネーター キャスティング 14g」。
ティムコの「オーシャンドミネーター キャスティング 14g」
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ホログラムが剥がれやすいという弱点はありますが、ウレタン加工すれば問題無いですから、これ、非常に優秀! わたしが持っているメタルジグの中で、もっともヒット率が高いです。よく使うからでしょうけど。

それと数日前に紹介したシリコンスプレー(PEラインのメンテナンスにシリコンスプレー)、
シリコンスプレー 

非常に効果的でした。PEがガイドに絡むというトラブルが発生しなかったですし、飛距離が10m以上は伸びました。これ、すんごいです、本当に。絶対やったほうがいいです。もはやこれなしでのPEラインは考えられない、それぐらい違いが出ます。

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さて、竿を振ること一時間、メタルジグをシャクリ上げていると不意にガツン! ものすごい手応え、突っ走る魚の引きで唸るリールのドラグ! やった、こりゃデカイ!

・・・・・・と嬉しさで小躍りしたのも束の間、魚の走りが止まり、まるで土嚢を掛けたかのような重量感。今年二度目の東京湾陸っぱり釣りを代表する超大物外道だと確信。

ヤリトリすること10分弱、ライトタックルの時にばかり掛かってくるにくい奴・アカエイです。
メタルジグで釣ったアカエイ 

今回はタモ網に入ってよかった! 横幅は60cmぐらい、重さは10kg程度はあったと思います。ランディングをお手伝いしてくれた皆様、本当にありがとうございました!

アカエイの割によく走ったのは、メタルジグが尾の付け根に引っ掛かっていたから。掛けた瞬間の回遊魚を想わせる突っ走り・・・・・・「ち、ぬか喜びさせやがって!」と悪態をついたりして。

とはいえ、タカミヤのエギングロッド「EGING-GR 832M」は素晴らしく、
タカミヤのエギングロッド「EGING-GR 832M」
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バットパワーが強いので、けっこうヤリトリには余裕があったというか。タメを効かせる感じで、これほどの大物にもパワー負けしなかったです。

この竿ならイナダクラスならヤリトリできるでしょう。肝心のアオリイカに関しては3kg級のモンスターも・・・・・・エギングをこの竿で試していないのでわかりません。イカのこと、わかんねえ~。

このアカエイを釣った後は、アジらしき魚を掛けましたが、いつもの通りバラシでございます。アジのやわいお口に、この竿は強すぎるんです、きっと。

とはいえ、堤防近くで小規模のナブラが発生。そこにワームを通すと、釣れましたマルアジ
ワームで釣ったマルアジ 

アカエイを掛けた後ということもあって、引きがイマイチ感じられなかったので小物かと思いましたが、抜き上げてびっくり、35cm弱の丸々と太った個体でした。

いやぁ~、嬉しいですねえ~。ワームはメタルジグに比べればはるかに繊細ですから、魚を狙って掛けた感が非常にあります。しかも、久しぶりに投入したアイテムがいい働きをしたんだなあ。

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そのアイテムとは、エコギアの「グラスミノー S」とハヤブサFINAの「メバルロケット」の組み合わせ。
エコギアの「グラスミノー S」のトレーラーに、ハヤブサFINAの「メバルロケット」の組み合わせ
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なんてことはない、当たり前の仕掛けです。以前にグラスミノー Sにジグヘッドだけでマルアジを掛けましたが、あまりに飛距離が出せず、ちょいと狙いにくかったんです。んが、ワームサイズを上げたくないから、そんな時は飛ばし玉が便利だろうと。

飛距離が出せるだけじゃなくて、思いのほか一定層を引きやすかったので、堤防近くにまで来る回遊魚狙いに今後はマストアイテムになりそうです。飛ばし玉、便利っす。

今回の釣果は以上、3ヒット2ゲット1バラシという、ここ数回の釣行を考えれば出来すぎの結果。マルアジの魚影は若干薄くなってきていますが、その分、20cmぐらいの小サバが入ってきていました。わたしには掛かりませんでしたが、ウキサビキ釣りの方が連発しておりました。


さてさて、一番始めに暑くなるほど燃えると書きましたが、それでも暑すぎるので、8月は近所しか行きません。遠征したい気持ちはありますが、帰りが辛くて辛くて。

遠征の釣行後、ひと休憩しようと思っても、車内はクソ暑いうえに蚊がブンブン来るし、かといってアイドリングはしたくないからもう死にそう。パッと家に帰れる釣り場じゃないと、もう無理です、さすがに。

ってことで、8月いっぱい、釣行記はすべて杉田臨海緑地になります。悪しからず。


Maioka FC 管理人ブログ 最近の杉田臨海緑地での釣り
磯子・根岸港は魚感0、杉田臨海緑地は相変わらず
杉田臨海緑地でアオアジ三掛けしただけ

台風前に杉田臨海緑地へ、濁りがとにかくひどかった!

軽いジグが有効! 杉田臨海緑地で良型マルアジ(アオアジ)

三戦連続ボウズ 杉田臨海緑地で撃沈

杉田臨海緑地で一生懸命メタルジグを振ったけれど・・・

横浜磯子・杉田臨海緑地でマルアジ(アオアジ)をゲット

杉田臨海緑地に行ってきたけど撃沈
杉田臨海緑地 夕マヅメにメタルジグでタチウオ

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