ワームのトレーラーに飛ばし玉・メタルジグ・ド派手中通しオモリ
昨日釣ったマルアジを焼き切りにして食べたんですが、非常にうまかったですね~。マルアジは皮に脂が乗っていないですから、ゴマ油を塗ってから皮だけに焼き目を入れたんですけど、それがよかった!
ゴマ油の香ばしさとコクが加わって、マルアジの弱点である皮のパサッと感を見事に補うことができました。「なんだアオアジか・・・・・・」と邪険にされることが多い魚ですけど、食べ方次第でとてもおいしくいただくことができますね。
さて、マルアジを釣った仕掛けはワーム「グラスミノー S」と飛ばし玉「メバルロケット」の組み合わせ。
小さいワームに適合するジグヘッドリグは軽くて飛距離が出せないうえに、水深のあるポイントでは沈ませることができないなど、まあ弱点だらけ。
だからその弱点を補うために、飛ばし玉なんていうルアー用の水中ウキがあるわけです。
飛ばし玉とひと口に言ってもサイズはいくつかあって、 このメバルロケットはフローティング、スローシンキング、ファストシンキングと三種類で、狙うタナや飛距離によって使い分け。
ただこの飛ばし玉もまた、弱点があるなと。ひとつはメタルジグなどに比べると飛距離が出ないこと、もうひとつは深いタナは攻めづらいこと。
飛ばし玉は、ワームを堤防から30mぐらいまでの距離、その表層~3mぐらいの水深を引くには適しているんですけど、それ以下のタナを引くのはどうしたって厳しい、ファストシンキングでも。デッドスローぐらいのリーリングじゃないと深ダナを引けません。
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なら、3m以深のタナを効率よくワームを引くにはどうしたらいいか? 飛ばし玉よりも重く、さらに比重もあるトレーラーを使えばいいわけです。
例えば、樹脂コーティング系メタルジグのダイワ「ファントム」がピッタリ!
ファントムは、メタルジグの中でも比較的ゆっくりと沈むから、3m以深を一定スピードで引くのに適していますし、上下左右がキレイな対称設計のセンターバランスということは、自然アクションが発生しにくく、ワームの特性を活かしやすいと思うのだけれど。
これが普通のメタルジグだと、リーリングするだけで自然にアクションしちゃいますから、ワームで食わすイメージとは変わってきちゃうんじゃないのかなと。
さらに深い、10m近い水深の底を攻めるなら、マニキュア装飾の中通しオモリが最適でしょう。
大きいワームなら重たいシンカーを使えますが、あくまで小さいワームをボトムトレースしたい場合のトレーラーに有効最適そう。中通しオモリはズシンと重たいですから、割とファストリトリーブにも対応できるんじゃないかと思います。
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ただどのトレーラーも、キャスト時にワームのハリスが絡まないかという問題があります。飛ばし玉はワームを付けることが前提となっているので絡みにくいですが、他はそんなことが考慮されていないですからね。
だから同じような仕掛け構成となるエビングではストレート天秤を使うわけですし、もしかしたら陸っぱりでも天秤にメタルジグなどを付けてワームを引く、つまりサーフトローリングと同じ仕様にするのがいいかも。
次回の釣行ではワームにこだわった釣りをしようかなとちょっと思っています。底付近をトレースして、イシモチなんかを釣りたいなと・・・・・・願わくばマゴチなんかも・・・・・・釣れないだろうけど。
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