厚木での楽しみといえば吉村家直系店の厚木家に行くこと。言わずもがなな家系ラーメンの超有名店ですな。
チャーシューメン、800円。
この醤油のキレ！
スープのコク！
スモーキーな香り！
最高である。最高なのである。
直系店のそれは他の家系とまるで別物ですのよ、本当に。
厚木家の尖ったパンチのある味わいは、全家系ラーメンの中でも最高峰クラス。文句のつけようのないおいしさでございます。
スープや麺のおいしさはもちろんのこと、チャーシューのおいしさがまた際立っておる！
直系ならではのスモーキーな香りは有名なところで、妙はチャーシューの火の通し具合。縮みパサつきやすい豚モモ肉がまったく縮んでいないから、旨味に溢れジューシーで、歯ざわりが非常に良い。
厚みは4～5mm程度となっていて、縮んでいない豚モモ肉は歯ごたえが強いから、これぐらいがちょうどいい。見事に計算されている。
いや、本当においしい。チャーシューとスープがあまりにおいしいから、白飯の我慢なんて絶対にできない。麺同様にバクバクと進んでしまう。
圧倒的におすすめでございます！
横浜出身の自分は時々「家系」禁断症状が出てしまう。
現在の住まいは埼玉の奥地で、横浜では当たり前に食べられるレベルの高い家系がなかなか食べられないのだ。
しかし川越まで出ればらーめん武蔵家川越店がある。
武蔵家は一定のクオリティーが望める家系の優良店だから、禁断症状が出た際は度々利用させてもらっている。
海苔増しラーメン、750円。
おお、懐かしいビジュアル！
昔の家系の海苔増しは、こんな風にドサッと乗っかっていたもんだった。早めに食べないと海苔同士がくっついてしまって・・・・・・懐かしい。
お味の方は可もなく不可もなく、普通においしい家系でございます。あえて言うなら野性味が強めの風味が個性なのか。味が濃く、米が進んでしまう一杯なのだ。
近年、なんちゃって家系がはびこっているけれど、武蔵家は横浜出身者も満足のおいしさ。
川越に武蔵家があって助かる～。
お気に入りのラーメンチェーンの町田商店。ここはチェーンながらもなかなかにレベルの高い家系ラーメンが味わえ、都内を中心に多く出店している。
なので町田商店は横浜モンの自分には非常にありがたい存在なのだ。家系ラーメンの禁断症状が出た時はお世話になることが多い。
注文したのはチャーシューメン、930円。
7～8mmぐらいの厚めチャーシューが5枚も入って930円は安い！ さすがのコストパフォーマンスですな。
※価格は所沢店
チャーシューはバラ肉のロールタイプで、トロトロに柔らかく味もしっかりでうまい。コスパだけじゃなく味も伴っているのが町田商店のいいところ。
しかし物申したいのは、チャーシューが冷えているのがダメ
チャーシューにスープの熱が取られてしまい、肉がおいしくなる頃にはスープがぬるくなってしまった。この季節ならまだいいのだけれど、冬だったら最悪。
やわらかチャーシューの形状維持のため冷えていないといけないのはわかるのだけど、せめて食べる直前にレンチンぐらいしてほしかった。
ま、ということで、チャーシューメンは夏限定のメニューと言えそう。ラーメンのおいしさを求めるなら、単なるラーメンが一番かもしれないっす、町田商店。
