ラーメン食べる釣り人

ラーメンというよりも中華そばが食べたくなり、地元からほど近い東戸塚西武にある唐菜（タンツァイ）という中華料理店へ。

なんでもこの店の中華そばはかなりうまいらしい。

注文したのは五目つゆそば、1,280円。かなり強気なお値段設定なのだ。
 

見た目はいたって普通の五目そば。特別なことはないけれど、運ばれてきて時点で香りが何より素晴らしい。

まずはスープをひと口・・・・・・めちゃくちゃうまい！　ラーメンじゃなく、まさしくこれが中華そば！な味と風味。そうそう、こういうのが食べたかったんだよ～！

スープはなんといえばいいのか、スッキリとしているのにコクと甘みがあって、それに独特の風味が鼻に抜けて、日本のラーメンとは調味料が違うんでしょう。ダシの取り方も違うのかも。

それに五目のあんかけは、野菜シャッキリ、エビやイカといった海鮮もプリップリで最高！　中華料理ならではの丁寧な仕事ぶりが光るのだ。

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唐菜の五目つゆそばの麺は細縮れ麺。量はけっこう多いですな。
 

麺はスープと比べるといたって普通。特別うまいわけではなく、特徴のない感じ。1,280円もとるなら、麺は打ち立てで、細くてシャッキリとした中華麺であってほしかったと思うのは贅沢だろうか？　ただ、麺の印象が薄いぶん、スープや具が際立つとも言えるけれども。

とにかくスープと五目あんがめちゃくちゃおいしく、スープを一滴も残さず完飲。いやいや、ラーメンとはひと味違う中華そばってのもホントにうまいですなあ。

値段はかなりしたけれど大満足。これからは中華そばをもっと試さないとなあ。

今年8月に食べた御成門の「雲呑房 麺家」のワンタン麺。三色雲呑麺辛味噌添え。

価格はランチパスポートで500円、通常価格は850円だから断然お得にいただけた。ちなみに現在、雲呑房 麺家は閉店してしまったようで残念。

まずはスープをひと口・・・・・・すっきりした塩味のスープでなかなか。食べ進めるにつれて辛味噌がスープに溶け始め、だんだんと味が変わっていき、うんうんなるほど、食べ飽きずにいいですな。

一食で二種類のスープを楽しめるようで好印象。 

麺は細麺で、意外なほどに量は多め。しゃっきりと茹でられているから、さっぱりスープにとてもよく合う。

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そして何よりワンタンが秀逸。赤ワンタンは紅ショウガ、緑ワンタンはシソの風味が効いていて、これまたうまかったな～。それにかなりの大きさがあるからボリューム満点で、大食い野郎には最高。

かなり満足できるラーメンだった。

ランチパスポート期間が終わってからも行きたいと思っていただけに、う～ん、なんで閉店しちゃったんだろう???

今年7月に食べた日高屋のトマト酸辣湯麺、570円。味玉入り。
 

期間限定のトマトスープベースの中華麺なのだ。見た目がなかなかいいですな。

トマトの赤とブロッコリーの緑がいいコントラスト。具は皮むきしたミニトマト、ブロッコリー、白菜、キクラゲ、ベーコンといったところ。

さてさて、まずはスープをひと口・・・・・・ミネストローネ？　酸辣湯麺という割にはちょっと甘かったかなあ。それに、辛味もじわじわとした辛さはあるけれど、ちょっと弱い。“ビリッ！”と来いや！って感じなのだ。

そこで、早い段階からラー油と酢をたっぷりと入れてみたら“!!!”、劇的にうまくなった。味にキレが出て、単なるミネストローネ味から、中華料理のトマトの卵炒め系の味わいに。

飲んだ後だったから、さっぱりと辛いトマト酸辣湯麺はシメにちょうどよく、う～ん、こりゃなかなか。

トマト酸辣湯麺の麺。日高屋ラーメンお馴染みの中細麺。
 

中細麺ながら歯ごたえはしっかり、ムチムチと。さっぱりとしながら旨味の濃いトマト酸辣湯麺によく合いますな。白菜や卵が麺とよく絡んでグッド

それに麺を食べるにつれた辛みがジワジワと感じることができ、酒で冷えた胃に染み渡るんですなあ。ただ、もうちと辛いほうがより好み。

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サービス券を使ってトッピングした味玉。ぴったしの半熟具合です。
 

おいしいけれど、トマト酸辣湯麺には合わないかも。トマトの自己主張が強いので、さすがの味玉も圧倒されてしまう印象。

タンメンだとかのほうが、味玉が活きるよう。とはいえ、日高屋の味玉はレベルが高く、味わいは上々。

飲んだ後のシメにちょうどよく、日高屋のトマト酸辣湯麺をしっかり完食。
 

最初は甘さに困惑したけれど、ラー油と酢をたっぷり入れるとなかなかの一杯に様変わり。日高屋の期間限定ラーメンをちょくちょく食べているけれど、チゲ味噌ラーメン以来のうまさかなと。

日高屋には、辛いラーメンに力を入れてほしいですな、辛マニアとして。

ごちそうさまでした。